マスターテイラー世界大会

私たちが通っている洋裁教室「YU洋裁研究所」所長であり、日本洋装協会会長でもある
内野靖子先生は、毎年『マスターテイラー世界大会』に参加しています。
これは、アジア各国の注文洋服業者連盟がその技術と技能を競い合う大会で、
今年はタイのウボンで行われました。日本最高峰の技術者のみが出場できる大会です。

以下、先生の原稿からの抜粋となります。

「日本洋装協会から5名、紳士服から2名、バンコックで関西組14名と合流し、
ウボン、ラーシャターニー空港へ。空港では白いレイで歓迎の出迎えを受けて、
タイ人の優しさに大変感激しました。

回を重ねるごとに参加国が増え、今回は10ヵ国300余名が集いました。

この大会のために、タイ王宮より女性用タイシルク10mの寄贈を受け、私内野が
代表してロングドレスを製作いたしました(写真中央)。

このドレスのコンセプトは、『日本の着物と東洋の融合』です。
大会後、この作品はタイの王宮博物館に展示されています。」

コメントする