マスターテイラー世界大会

私たちが通っている洋裁教室「YU洋裁研究所」所長であり、日本洋装協会会長でもある
内野靖子先生は、毎年『マスターテイラー世界大会』に参加しています。
これは、アジア各国の注文洋服業者連盟がその技術と技能を競い合う大会で、
今年はタイのウボンで行われました。日本最高峰の技術者のみが出場できる大会です。

以下、先生の原稿からの抜粋となります。

「日本洋装協会から5名、紳士服から2名、バンコックで関西組14名と合流し、
ウボン、ラーシャターニー空港へ。空港では白いレイで歓迎の出迎えを受けて、
タイ人の優しさに大変感激しました。

回を重ねるごとに参加国が増え、今回は10ヵ国300余名が集いました。

この大会のために、タイ王宮より女性用タイシルク10mの寄贈を受け、私内野が
代表してロングドレスを製作いたしました(写真中央)。

このドレスのコンセプトは、『日本の着物と東洋の融合』です。
大会後、この作品はタイの王宮博物館に展示されています。」

木曜日クラス

先日、振替授業で木曜日クラスに出席させていただきました。
この日は製図をされている方が多く、先生から丁寧なご指導を受けていました。

YU洋裁研究所の製図は、よく言うところの〇〇式とは違っていて
長年、内野先生が研究を重ねてこられた独自のもの。
非常に理論的であり、実践的であります。

趣味と言えども、これをみなさん一生懸命学んでおります。

こちらはこの8月に入会されたばかりの生徒さんの作品。
制作途中のワンピースです。ご入会されて、1作品目がこちらになります。

基礎を学びながら、好きなお洋服が作れることが、YU洋裁研究所の魅力なんですね。

オードリー・ヘップバーンの帽子

今月の末にタイで開催される、アジア大会。
毎年のことながら、内野先生も日本代表として作品を出品されます。

タイ国の女王陛下より贈られたタイシルクでドレスをお作りになり、
お揃いの生地で「オードリーヘップバーンがかぶっていた帽子」のデザインで
帽子をお作りになっていらっしゃいます。

バックスタイルは、こんな感じ。
クラスメイトのNさんが、モデルとしてかぶってくださいました。

土曜日クラスに潜入!

今日は仕事がお休みだったので、土曜日クラスに潜入(?)してきましたよ。

花柄のワンピースを縫っているのが、Sさん。
「今日完成です!」とおっしゃっていました。

ピンクのワンピースを縫っているのが、Mさん。
「お久しぶり~~♪」なんて、会話が弾みました。

結構、邪魔をして帰って来たかも・・・、です。
このクラスには私の従妹も通っていて、一緒にランチをして長話。

今夜は久しぶりにのんびり洋裁でもして、時間が過ごせそうです。
嬉しいな。

妹さんのサマードレス

私が通っている水曜日の午後クラスには、ドレスデザイナーのLoretaさんがいます。
彼女は、ドバイに住む妹さんのために、今サマードレスを作っています。

「1枚できたよ~、とスカイプしたら・・・、3枚縫って!とせがまれて。
全くワガママなんだから~~!」と笑って縫っていました。
優しいお姉さんですね!

先生チェックが入ります!

白いワンピース、世界でたった1着のワンピース。
そして、お姉さんの優しさがこもっています!!

ある日のレッスン風景

ワイユー洋裁研究所に通い始めて3年目。
右も左もわからなかった私。
中学生の家庭科でパジャマを縫って以来、洋裁なるものをまるでやったことがなかったので。

今作っているのは、3月に台湾のあるデパートで見かけた、モダンなチャイナドレスを参考に。いくつかのアイデアはクラスメイトのLoretaさんに inspireされて・・・。

Loretaさんと言えば・・・、こんな斬新なデザインのドレスを作っています。

お色直しのドレス

振替レッスンで水曜日の午後クラスのいらしていた、ベテラン先輩のYさん。
お嬢様の結婚式のために、お色直しのドレスをお作りになっていらっしゃいました。

結婚式を目前に控え、追い込みだったのだと思います。
先生の助言をいただきながら、素晴らしいドレスをお作りになっておられました。

お母様の手作りドレスだなんて、何てお幸せな御嬢さんなのでしょう!

クチュールコレクション 2016 vol.2

2016年4月16日、東京の中野サンプラザにて教室が所属する「一般社団法人 日本洋装協会」主催のクチュールコレクションが開催されました。

会員ならびに諸先生方のプロの作品をいくつかご紹介します。

どれだけ手が込んでいるのか・・・
私のような素人には、皆目わかりません。

スーツとお揃いの帽子も印象的でした。

マリアベールが美しいウェディングドレス。

こんなウェディングドレス、着てみたかったわ~~、と思わずため息。

わがクラスメートLoretaさんの独創的な作品。

髪飾りもバッグもLoretaさん作。

どの先生方の作品も目を見張るような素晴らしいものばかりでした。
とてもいい勉強になりました。

クチュールコレクション2016 vol.1

2016年4月16日、東京の中野サンプラザにて教室が所属する「一般社団法人 日本洋装協会」主催のクチュールコレクションが開催されました。

会員および諸先生方プロの作品は、プロのモデルさんたちが装着。

生徒たちは自作自演による出演です。

ワイユー洋裁研究所からも多くの生徒が参加し、不慣れながらも頑張ってランウェイを歩きました。

全体で100点を超える作品が出品される中で、賞をいただけるのは15作品。

当教室の3名の生徒さんがそれぞれ3つの賞をいただくという快挙。

お孫さんとお揃いのドレスを作って参加されたUさん。
笑顔が素敵ですね。

大勢の観客のみなさまの前で、ランウェイを歩くことなど経験がなく、
ええ~~いっ、と勢いで歩くしかありませんでした。

次は、プロの先生方の作品をご紹介します。

春物の生地

洋裁教室に定期的に届けられる生地。舶来ものもあり・・・、レッスン生のお楽しみになっています。

私は今回、白地に花柄のイタリア製の生地を買いました。「何を作ろうかなぁ~~、、。」とつぶやいていたら、隣の席のロレタさんがすぐさまデザイン画を起こしてくださいました。春に向かって、明るい色の洋服を着たいと思っています。