仮縫い

YU洋裁研究所では、生徒さんたちは自由に好きなデザインの服を作ることができます。

自分の持っているお気に入りの服を別生地で作ってもいいし、
お気に入りのファッション誌や本からデザインを起こすことも。

先生がそれに合わせて製図を教えてくださいます。

今日は水曜日クラスの谷さんが仮縫いの日でした。
いつも素敵な生地をお持ちになる谷さん。

先生が補正をしているところです。
仮縫いで補正をしたら、それを製図に反映させます。

先生は生地をを自由に操る「魔法使い」のようです!
まさに・・・、GOD HANDSの持ち主です。

2017 新年会

毎年恒例の「YU 新年会」が、10日に横浜のベイシェラトンにて行われました。
平日だったため、お仕事のある方はご参加できませんでしたが、総勢20名ほどで
和やかな会となりました。

普段のレッスンではお目にかかれない、他の曜日の方々とも交流できる機会に
みなさんの会話は弾んでおりました。

新年会では自作の作品を着て出席し、みなさんの前でご披露がてら全員がスピーチをいたします。

スクール生の年齢層は幅広く、それぞれお好みもありますが、先生のご指導のもと
ご自身に似合う服を作られているなぁ、と毎年思います。

お写真でも伺えるように、スクール生はみんな仲が良く楽しい思いやりがあり
楽しくお稽古をしています。

こうして1年に1回、みなさんにお目にかかり他愛もない会話がとても楽しいのです。

この日はお天気も良く、お庭に出て記念写真を撮ることができました。
今年も先生のご指導のもと、素敵な服作りをして参りましょう!

2016 全日本洋装技能コンクール

毎年秋に開催されている全日本洋装技能コンクールについて、当洋裁研究所の内野先生よりお言葉をいただきましたので、ここに掲載させていただきます。

(内野先生より)
一般社団法人日本洋装協会と公益社団法人全日本洋裁技能協会との共同開催で今回は16回目となる技術コンクールです。この趣旨は物づくりの大切さを提唱し、一針一針技術の向上に励む全国の服作りの仲間に呼びかけ、技術コンクールに出品して頂くようアピールしております。毎年150点ぐらいの応募を頂いております。この技術コンクールは経済産業省、厚生労働省からも期待されている事業の一つです。

わが研究所では皆様が立派な成績を収められましたので、ご紹介いたします。

(敬称省略)
古澤亜紀子・・・参議院議長賞、文化服装学院長賞のダブル受賞(フォーマル部門第2位)
可児ロレタオビロス・・・カジュアル作品 厚生労働大臣賞、文化出版局長賞のダブル受賞(カジュアル部門第1位)
可児ロレタオビロス・・・フォーマル作品 日本商工会議所会頭賞
山本陽子・・・フォーマル作品 デザイン賞
中西眞波・・・フォーマル作品 クチュール賞
牧之瀬佳織・・・カジュアル作品 デザイン賞

技能検定合格おめでとうございます!

厚生労働省が認定する国家検定制度は、127の職種にわたります。
働く上で身につけるべき技能や必要とされる技能の習得レベルを評価する
国家検定試験です。

その「婦人子供服製造職種」の技能検定に、この夏、
ワイユー洋裁研究所の研究生たちがチャレンジしました。

内野先生からのお言葉と試験に合格された研究生たちからの感想をご紹介します。

<内野先生より>
ワイユー洋裁研究所では技能検定の受験を指導しております。
洋裁部門は(婦人・子供服製造職種です)学科、実技が1級、2級共あります。
学科・・・5年間の過去問とファッション雑誌の用語を勉強すること。洋服を作りながら先生が説明することを理解すること。
実技・・・2級・・・ウールの素材でウイングカラーのブラウスを製作。
1級・・・毛芯仕立てのテーラードカラーのジャケット
所要時間・・・1,2級共6時間半

当研究所では昨年は2級に2名合格。今年は1級に中西さん、2級に森さんが
合格されました。研究所といたしましては頑張った成果が出て嬉しい実績です。
来年も受験者を募ります。

<森さんより>
受験日、緊張と共に始まる6時間半の充実した時間は、私にとってかえがえのない時となりました皆様も是非、楽しみながらチャレンジしてみて下さい。

<中西さんより>
時間制限が厳しく、練習を始めた時は絶対に間に合わない!と思いましたが、先生に時間配分や、綺麗に作るコツをご指導いただき、合格することが出来ました。

応援してくださったクラスの皆さんにも感謝です!!

中西さんが実技試験当日に完成させた作品の画像をくださいました。
本当におめでとうございます!!

技あり!

洋裁とは、本当に奥深いもので・・・、
レッスンのたびに、新しいことを学ばせていただいております。

先日、コンテスト用のスーツを縫っていたときに教えていただいた技は、これ。

ミシンで縫うときに、左右の生地の高さが極端に違ってしまうことがあります。
いつも「縫いにくいなぁ~。」と思っていたのですが・・・、
先生が教えてくださったのは、低い方の留め金の下に厚紙をあてて縫う!でした。

な~るほど、、、こんな秘伝の小技があったとは。
1つ1つ積み重ねることの大切さを痛感しております。

コンクールにむけて

締切にむけて・・・、クラスメートのNさんも私も必死。
2016全国日本洋装技能コンクールへの出品するためです。

フォーマル部門に出品する白いドレスを縫う、Nさん。

モチーフ1つ1つにビーズを縫いつけています。
何と、1つに2~3時間もかかる・・・とおっしゃっていました。

私はカジュアル部門へパンツスーツでエントリー。
まで未完成ですが、グローブはこんな感じです。

マスターテイラー世界大会

私たちが通っている洋裁教室「YU洋裁研究所」所長であり、日本洋装協会会長でもある
内野靖子先生は、毎年『マスターテイラー世界大会』に参加しています。
これは、アジア各国の注文洋服業者連盟がその技術と技能を競い合う大会で、
今年はタイのウボンで行われました。日本最高峰の技術者のみが出場できる大会です。

以下、先生の原稿からの抜粋となります。

「日本洋装協会から5名、紳士服から2名、バンコックで関西組14名と合流し、
ウボン、ラーシャターニー空港へ。空港では白いレイで歓迎の出迎えを受けて、
タイ人の優しさに大変感激しました。

回を重ねるごとに参加国が増え、今回は10ヵ国300余名が集いました。

この大会のために、タイ王宮より女性用タイシルク10mの寄贈を受け、私内野が
代表してロングドレスを製作いたしました(写真中央)。

このドレスのコンセプトは、『日本の着物と東洋の融合』です。
大会後、この作品はタイの王宮博物館に展示されています。」

木曜日クラス

先日、振替授業で木曜日クラスに出席させていただきました。
この日は製図をされている方が多く、先生から丁寧なご指導を受けていました。

YU洋裁研究所の製図は、よく言うところの〇〇式とは違っていて
長年、内野先生が研究を重ねてこられた独自のもの。
非常に理論的であり、実践的であります。

趣味と言えども、これをみなさん一生懸命学んでおります。

こちらはこの8月に入会されたばかりの生徒さんの作品。
制作途中のワンピースです。ご入会されて、1作品目がこちらになります。

基礎を学びながら、好きなお洋服が作れることが、YU洋裁研究所の魅力なんですね。

オードリー・ヘップバーンの帽子

今月の末にタイで開催される、アジア大会。
毎年のことながら、内野先生も日本代表として作品を出品されます。

タイ国の女王陛下より贈られたタイシルクでドレスをお作りになり、
お揃いの生地で「オードリーヘップバーンがかぶっていた帽子」のデザインで
帽子をお作りになっていらっしゃいます。

バックスタイルは、こんな感じ。
クラスメイトのNさんが、モデルとしてかぶってくださいました。

土曜日クラスに潜入!

今日は仕事がお休みだったので、土曜日クラスに潜入(?)してきましたよ。

花柄のワンピースを縫っているのが、Sさん。
「今日完成です!」とおっしゃっていました。

ピンクのワンピースを縫っているのが、Mさん。
「お久しぶり~~♪」なんて、会話が弾みました。

結構、邪魔をして帰って来たかも・・・、です。
このクラスには私の従妹も通っていて、一緒にランチをして長話。

今夜は久しぶりにのんびり洋裁でもして、時間が過ごせそうです。
嬉しいな。